軽いお世辞からこびへつらいまで、「ゴマをする」の3つの英語表現

English

Hello, Cuppa Time アンジェラです。

ひとつ前の記事で、ゴマの代わりに使える食材、アマニをご紹介しました。

そこでこの記事では、英国でよく使われる“ゴマすり”の言い方3選をまとめてみました。

イギリス人もゴマをするのか?

イギリス人は、”ゴマすり”をするのでしょうか?

食べるゴマをシリアルやサラダに入れることはありますが、ゴマをすって和え物などにすることはありません。

一方、媚びたり、へつらって取り入ろうとする方の“ゴマすり”は、イギリス人もします

ですが、すり鉢でゴマをすることがないので、手をすり合わせるようなジェスチャーをすることはありません

軽いお世辞的なゴマすりから、あまり使いたくない表現まで、3つご紹介したいと思います。

flatter

一つ目は、「flatter」です。

Definitions from Oxford Languages

気に入られようとして、過度にあるいは思っていないのに相手のことをほめることです。

ただ、そこまでネガティブな言い方でもなく、日本語のお世辞やおべっか、おだてると同じような感じで使います。

I think you are very motivated, always trying hard and……

“君はモチベーションが高いし、いつも真面目にがんばっているし……”

Are you trying to flatter me?

“おだてようとしてますね?”

また、物が人を良く見せる=似合っているという時にも使えます。

The dress flatters you and makes you look stunning!

そのドレスあなたにとっても似合ってて、すっごく素敵!

Oh, I’m flattered.

“もう、お世辞がうまいんだから”

受け身形の場合「be動詞(am)+過去分詞( flattered)」は、直訳すると「おだてられた」です。

言った方も言われた方も決して嫌な感じではなく、「お世辞だとわかっているけど、嬉しい」というニュアンスになります。

sycophancy

二つ目は、「sycophancy」です。

Definitions from Oxford Languages

特に、偉い人やお金持ちの人に対して、こびへつらいます。

上司や偉い人にいつもペコペコし、何でもかんでも褒め称え、偉い人が白と言えば白、黒と言えば黒。

そのようにふるまう動機は、気に入られておこぼれに預かるためです。

そんな「sycophancy」をする人のことは、「sycophant」と言います。

「phant」が付くので、つい「elephant」の仲間かと思ったりしてしまうのですが、動物の象とは関係はなく、「sycophant」は良くない意味の言葉です。

brown nose

*お食事中の方にはふさわしくない内容が含まれます。お食事中の方、苦手な方はご注意ください。

三つ目の「brown‐nose」は、インフォーマルな言い方です。

Definitions from Oxford Languages

起源に、「権力者の肛門に鼻を付けるほど従属していること」と書いてあります。

あまり想像したくない表現ですが、その割には、下品な言い方とはされておらず、社内の普通の会話でも出てきます。

Guess what? He’s agreed the plan.

“何だと思う?彼、計画に賛成したのよ”

Because he is a brown noser.

“ゴマすり野郎だからな”

「brown noser」は「brown nose」する人のことです。

下品ではないものの、もちろんネガティブな意味の単語なので、あまり使う機会がないことを願っています。

Cuppa Timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。

みなさま、良い一日を!

See you soon!

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