英国は、誕生日のお祝いが大好き【プレゼント】編

英国の暮らし

誕生日のお祝いが大好きなイギリス人、大人もプレゼントを贈り合います。

誕生日のお祝いに欠かせないアイテム3選は、こちらで紹介しています。

誕生日のお祝い職場編は、こちらです。

誕生日プレゼント

さて、プレゼントは、「present」や「gift」とも言いますが、

a pressie

複数形で

pressies

です。

誕生日の「pressies」は、大人でも家族間で贈ります。大人が親世代からいただきますし、親世代の誕生日にも贈ります。誕生会を開かない場合や遠方に住んでいる場合も、カードと一緒に送ります。ファミリーを大事にするイギリス人らしいですね。

最もファミリーを大事にするからこそでしょうか、離婚率もそして再婚率も高いため、大人になってから継父母や継義父母が出来る人も多く、その場合は儀礼的な「gift voucher」(商品券)の交換会になっているケースがよくあります。それでも、誕生日にはカードと「gift voucher」を送り合う人が多いようです。


親戚や友人とは、カードだけの場合もあれば、プレゼントをやりとりする場合もあります。特に誕生日パーティーに招待された場合は、カードと何かプレゼントを用意します。
相手が喜んでくれるものが分かっている時はいいですが、わからない場合、そこまで親しくない場合は、

  • チョコレート
  • ワイン
  • 花束

のどれかにしておけば大丈夫です。

この3つが王道ですが、「gift voucher」や「Cash」(現金)をカードに同封する人もいます。キャッシュは、ティッシュに包んだり(古いでしょうか?)はしません。ピン札を用意する必要もありません。

Pressieは自分でラッピングする

イギリスでは、お店はプレゼント用のラッピングをしないので、ラッピングペーパーを買って、自分でラッピングします。リボンはかけたりかけなかったり。このラッピング、紙が大きすぎて余っていても、端が斜めでも多少やぶれていても、セロテープがまっすぐでなくても、とにかく包んであればOKです。なぜなら、開けるときはみんな、破る!からです。

誕生日の週末・誕生日の旅行

誕生日に近い週末は、

birthday weekend

前後両方の週末で、

birthday weekends

です。誕生日の当日、または「birthday weekend」に誕生日パーティーをするのはもはや当たり前なのですが、サプライズパーティーもあります。普通のバースデーパーティーと思わせておいて盛大だったり、レストランに食事に行くと思わせておいて、レストランを貸切にして大勢で集まっていたりします。

また、今はなかなか旅行できませんが、旅行ができる状況であれば、誕生日にはよく旅行も計画します。

birthday trip

です。

近場に1,2泊したり、ホリデーと合わせて1,2週間行ったり。
この旅行も、旅行に行くことは言ってあっても、行き先や旅程をサプライズにすることも多いです。家族で行ったり、友達との旅行を計画したりもします。

こうしたご褒美的なものをまとめて

birthday treat

と言います。ハロウィンのトリックオアトリートの「トリート」と同じです。ハロウィンでは「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ」と訳されていますが、「treat」は何かいいもの、ご褒美のことです。

誕生日のケーキや飾りも「birthday treat」、プレゼントや旅行も「birthday treat」、誕生日は一年に一度なので、普段はしないちょっとした「treat」で特別な日をお祝いします。

また、お店やレストランが誕生日の時にくれる割引券やおまけのフリードリンクなどのことも、「birtthday treat」と言います。

もちろん個人差があり、ものすごく盛大にする人もいれば、全くしない人もいるわけですが、職場でケーキを食べ、家族や友人とパーティーをし、旅行にも行く、「birthday treats」盛りだくさんですね。

さて、大人がこのようにお祝いするのですから、はい、子どもの誕生日も盛大にお祝いします。というわけで、誕生日のお祝い・子ども編に続きます。

Cuppa timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。

See you soon!

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