英国は、誕生日のお祝いが大好き②【職場でお祝い】編

英国の暮らし

先日ご紹介した、バースデーの3つのマストアイテム in UK

  • バースデーカード
  • 風船とデコレーション
  • ケーキ&キャンドル

この3つのうち、誕生日の人が、自分自身で用意しなくてはいけないものがあります。

上の3つのうち、どれでしょうか?

ケーキは、自分で用意する

正解は、ケーキです。

正確には、職場で誕生日をお祝いする場合です。

家族や友人と集まる時は、料理自慢の人が作ったり、パーティーフードと一緒に購入したりします。

イギリスでは、大人が職場でも誕生日をお祝いし合います。この時にみんなで食べるケーキ、実は誕生日の本人が持参します。買ったものが多いですが、手作りの時もあります。

少人数で、同僚とプレゼントも贈り合う職場では、プレゼントをもらう分、ふるまうケーキもある程度きちんとしたものになるようです。

ところで、このケーキ、たいていはお皿や紙皿は用意せず、切ったら指でつまんでパクりなんです。紙ナプキン(業務用でごわごわなペーパータオル)があればいい方です。

そこで、分けやすい用に、食べやすい用に、カップケーキやドーナツも人気です。ドーナツもけっこう食べにくいですが⁈いずれもお砂糖(アイシングやフォンダン)たっぷりです。

人数の多い職場では、さすがに全員にケーキを配るのは大変ですし、人数が多い分お祝いする回数も多いため、プレゼントは無しで、誕生日の人が配るのもお徳用サイズのチョコレートの詰め合わせや、クッキー程度のところが多いようです。

最近は個包装のものを配るようになりましたが、それでも、誕生日の人がお菓子を持ってくる風景は無くなっていません。日本では旅行のお土産を職場に配るように、イギリスでは、誕生日の人がケーキやお菓子を配ります。

もちろん、職場や部署によって違ったり、やる人とやらない人がいたりしますが、誕生日が近いことが同僚にばれたら(!)、職場にもっていくお菓子を用意してくださいね。特に、節目の誕生日(30歳、40歳、50歳…)だったり、管理職についている方は、気前良くふるまうと喜ばれます。

ちなみに、知人の職場では、ケーキやお菓子ではなく、ソーセージロールやサモサなど、つまめる食事系(finger food)を持っていく習慣なんだとか。とある部長さんが、サモサ200個をデリバリーさせた時には歓声が上がったそうです。

ビールは誕生日の人のおごり

イギリスでは、職場の飲み会はあまり多くないのですが、通常であれば、仕事から帰宅し、夕食を食べてからパブに繰り出します。近所になじみのパブがあり、同僚や友人、パブ仲間と飲むのです。この時、誕生日の人がいれば、ビール代、少なくとも最初の一杯は、誕生日の人のおごりです。

英国のパブにはいろいろなお作法やおもしろい習慣があるので、またご紹介しますね。

さて、誕生日のお祝いはまだ続きますが、今回はこの辺で。

Cuppa timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。

See you soon!

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