厳選のベスト10【英語の絵本】0才から大人まで(対象年齢別)

おすすめ

Hello, Cuppa Time アンジェラです。

英語を楽しく学びたいと思っているみなさんにぜひおすすめしたいのが、英語の絵本です。

絵本なんて子どもっぽいと侮ってはいけません。私たちは英語に関しては子どもみたいなものですから、英語圏に生まれた子が絵本で言葉や身の回りのことを学んでいくように、私たちが英語の絵本で同じように覚えていくのは、とても理にかなっているのではないでしょうか。

それに、大人が読んでも楽しい絵本もたくさんあります。イラストがあるので辞書や教材よりわかりやすかったりします。なにより、勉強している感じがあまりしないのに、単語やフレーズだけではなく英語感覚が身に付くのが絵本ではないかと思います。

もちろん、お子さんがいらっしゃる方にはお子さんと一緒に読んでほしい本ばかりなので、記載されている対象年齢だけでなく、実際に子どもと読んだ経験から感じたちょうどよい年齢についても解説しました。

おすすめしたい英語の絵本はほんとうにたくさんありますが、まずは10冊を厳選してみましたので、子ども用にも自分用にもぜひご参考ください。

みんな大好き 世界累計5000万部

The Very Hungry Caterpillar by Eric Carle

対象年齢:0-3歳

まずは、みなさんご存じの『はらぺこあおむし』です。

世界で累計5000万部、30秒に1冊どこかで売れている計算になるのだとか。

よく知っているお話を英語で読むと、英語の良い勉強にもなるので、ここはぜひオリジナルの英語版も読んでみてほしいと思います。

『The Very Hungry Caterpillar』は、あおむしが食べてしまった穴やイラストが小さい子に楽しいだけでなく、実は数を数えたり、曜日を知ったり、あおむしがちょうになる成長過程まで、知らない間に学べるようになっています。

何度でも読みたくなるシンプルな絵本

I like it when by Mary Murphy

対象年齢:0-3歳

こちらも、原色を中心にしたシンプルなイラストシンプルなストーリーで、小さいうちから楽しめる絵本です。

ペーパーバック版もありますが、小さい子が何度も何度もページをめくっても大丈夫なように、厚めのボードブックがおすすめです。

子ども達がまだ小さかったころ、数えきれないほど「読んで~」とせがまれた本ですが、大人にとっても、手をつないだり一緒に本を読んだりするだけのほんとうに何気ない親子の時間いかに大切なのかをあらためて思い出させてくれる本です。

絵も字もヘタウマ⁈と言えるようなシンプルな作りですが、逆にだからこそ何度でも読める、むしろ読めば読むほど味わい深いそんな1冊です。

ページをめくるたびにわくわくする

Dear Zoo by Rod Campbell

対象年齢:1-3歳

次のおすすめは、『Dear Zoo』です。主人公が動物園に宛ててあるお願いの手紙を送るのですが、書き出しが繰り返しになっているので、読んでいるだけで言い回しを覚えてしまいます

でも、各ページでそれぞれ理由が違うので、ボキャブラリーの勉強にもなります。

もう何度も読んで初めから最後までどうなるかわかっているのに、何回読んでも各ページで「えーっ」とか「わぁー」とかいいながらわくわくする絵本です。

『Dear Zoo』は、内容は同じで、3つのタイプの絵本が出ています。

  • Lift the Flap
  • Touch and Feel
  • Pop-Up

それぞれ、もう少し詳しくみてみましょう。

Lift the Flap

通常版は「Lift the Flap」になっています。

各ページのフラップ(紙の扉)の後ろに動物や生き物が隠れていて、めくるとそのページの動物や生き物が現れます

1歳前後くらいで、まだうまくフラップをめくれなかったり、破らない力加減でめくるのが難しい場合は、次の「Touch and Feel」がおすすめです。

Touch and Feel

Touch and Feel」は、それぞれのページのイラストの一部に違う触り心地の素材が使われてます。

本を読みながら・読んでもらいながら、そのいろいろな素材に触れられるようになっているので、まだフラップをめくるのが難しい年齢や、フラップだと引っ張って取ってしまうようなお子さんには、「Touch and Feel」がおすすめです。

Pop-Up

もう1つの「Pop-Up」は、「Lift the Flap」に似ているのですが、ただめくるだけでなく開け方もいろいろ工夫されています。そして、開けると動物が飛び出してくるのでさらにおもしろいですよ。

子どもをひきつけてやまない

Pants by Giles Andreae (Author), Nick Sharratt (Illustrator)

対象年齢:2-5歳

こちらは、上の3冊よりもう少し大きくなったら読みたい絵本です。

トイレトレーニングをする頃の年齢って、パンツにものすごく興味がありますよね。また、そろそろトイレトレーニングをしたいのにパンツに抵抗がある子には、パンツっておもしろいと思ってもらえるきっかけになるかもしれません。

Nick Sharratt氏のイラストは、とても明るくてカラフルなので、眺めているだけでも楽しい本です。

小さい赤ちゃんの時は絵を楽しんで、少し大きくなってきたらいろいろなパンツがおもしろくて、もっと大きくなったらリズムを楽しみながら自分で読めるようになるそんな絵本です。

Nick Sharratt氏は、他にもいろいろな「Nursery Rhymes」や、小学生に人気の『Daisyシリーズ』、『Jacqueline Wilsonシリーズ』等の本のイラストでもおなじみです。

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優しいタッチのほほえましいストーリー

Kipper’s A to Z by Mick Inkpen

対象年齢:3-5歳

Kipperシリーズも、子ども達が本当に大好きだったシリーズの1つです。

特に『Kipper’s A to Z』はありきたりなアルファベット本と違って、AからZを追いながら、ちょっとしたストーリーになっています。

ちなみに我が家の一番人気は、シマウマくん。自分の出番を待っているシマウマ(Zebraなのでアルファベットの一番最後)が時々顔を出すのですが、ついにシマウマくんの出番が来たときはいつも一緒にうれしくなります。

Kipperシリーズはたくさんの本がありますが、どれも優しいタッチのイラストと温かみのある字体で描かれていて、おすすめです。

試しに読んでみる1冊としてあえて選ぶなら、Kipperらしさが一番あふれているのは『Kipper’s Birthday』でしょうか。こちらの「Story Collection」にも入っています。

1ページずつでも一気に読んでも

The Day The Crayons Quit by Drew Daywalt (Author), Oliver Jeffers (Illustrator)

対象年齢:3-6歳

こちらは、図書館で出会った本でした。

子どもが、なかやみわさんの『くれよんのくろくん』が大好きだったので、近くの図書館で『The Day The Crayons Quit』を見たとき、すぐに好きそうな本かなと思いましたが大当たりでした。

The Day The Crayons Quit』は図書館で何度も借りて、結局購入しました。

もちろん『くれよんのくろくん』とは違うお話ですが、『The Day The Crayons Quit』ではクレヨンから主人公にお手紙が届きます。

そのそれぞれのクレヨンの言い分がまたおもしろくて、読んでいる大人も思わずくすっとなってしまいます。

各色からお手紙が来るので、けっこう読みごたえがあります。書評での対象年齢は3歳からになっていますが、3歳だとまだ1冊ずっとは座っていられないかもしれません。逆に、6歳より大きくなって自分で読めるようになってからも十分楽しい内容の本です。

続きの『The Day The Crayons Came Home』は、1冊目の『The Day The Crayons Quit』を超えるほどではないという感じではあるものの、相変わらず楽しいので1冊目の『The Day The Crayons Quit』が好きなお子さんにはおすすめです。

みんな知ってるあの遊び歌

If You’re Happy and You Know It by Anna McQuinn (Author), Sophie Fatus (Illustrator)

対象年齢:4-8歳

みなさん「幸せなら手をたたこう」の歌はご存じですよね。

「幸せなら手をたたこう」の「幸せなら」の部分が英語では「If You’re Happy and You Know It」になります。

そして、英語でも「手をたたこう」なら「clap your hands」、「足踏みしよう」なら「stamp your feet」と続くのですが、この本では、「手をたたこう」・「足踏みしよう」の他にもう7つも動作があります。1つの動作に見開き2ページで、かわいいイラストがそれぞれの動作をしています。

書評では4-8歳となっていますが、もっと小さいころから楽しめると思います。一緒に読むのも楽しいですが、ページをめくりながら歌ってあげたら、子どもはイラストを見て手をたたいたり、足踏みしたり……。繰り返し繰り返し、歌に合わせて体を動かすのが楽しい本です。

また、イラストには様々な国や文化を代表した小さなお友達がたくさん出てきます。

ディズニーランドにある「It’s a small world」のアトラクションを思い出させるような世界が広がっているのも人気の秘密かもしれません。

言葉遊びがおもしろい

Oi Frog by Kes Gray (Author), Jim Field (Illustrator)

対象年齢:2-5歳

Oi Frog!』がシリーズの1冊目、2冊目が『Oi Dog!』、3冊目が『Oi Cat!』です。順番に読まなくてはいけないわけではありませんが、順番に読むとさらに笑えます。

英語の「Oi」は日本語の「おいっ」と同じように使われる掛け声です。日本語ほど乱暴な印象は無く「ちょっと!」というような感じで女性もつかいますが、けっしてきれいな言葉使いではないので、あらたまった場面や店員からお客に対しての様な場合は使い ません。

この本は、内容がまだわからない小さい頃でも、イラストが絶妙に大げさはっきりした色使いなので、言葉遊び以上におもしろくて、何度読んでも飽きません。

対象年齢は2-5歳になっていますが、アルファベットを読めるようになったり、学校でphonicsを習うくらいの年齢になってからの方がおもしろさが増します。内容が分かってくる年齢になると、各ページの言葉遊び(rhymes)で笑え、最後のオチでまた笑えます。

英語のリズムrhymes等の言葉遊びを勉強したい大人の方にもおすすめしたいシリーズです。

「Oiシリーズ」は、現在7冊出ています。イラストは相変わらず秀逸で、内容も悪くはないのですが、韻が単語ではなく「名前」になってしまっているところが多いのが少し残念です。

さらにもう1冊『Oi Goat!』があります。内容は最高に楽しく、初めの3冊と同じくらいかそれ以上のオチなのですが……

World Book Day」用のSpecial版でもう発売されていないため、小さく(15㎝四方くらい)てページ数も少ないのに、中古品で高い値段がついてしまっています。

50年以上続くベストセラー

Mr Men & Little Miss by Roger Hargreaves, Adam Hargreaves

対象年齢:2-6歳

こちらも対象年齢は2-6歳になっているようですが、文章は絵本にしては長く、ストーリーに「とんち」的なところがあるので、個人的には小学生が自分で読めるようになってからがおすすめです。

実際、大人のコレクターも多い大人気のシリーズです。

およそ50年前、息子のAdamくんにお話をせがまれたお父さんのRogerさんが考えた「Mr Tickle」のお話からすべては始まりました。

その後、Mr Tickle以外のキャラクターが次々と生まれて『Mr Men』シリーズになり、女の子のキャラクターの『Little Miss』と合わせて、誰もが知る人気シリーズになりました。

Rogerさんが亡くなられた後、大人になった息子さんが引き継いで、今も新しいキャラクター新しいストーリーが出版されています。

高学年~大人向けの落ち着いた1冊

The Boy, The Mole, The Fox and The Horse by Charlie Mackesy

対象年齢:11歳~

最後にご紹介するのは、絵本といっても、小学校高学年から大人向けの絵本です。

こちらは、ストーリーのある絵本ではなく、メッセージ集といえばいいでしょうか。

短い文章だったり、メッセージや詩で、お友達への思いとか世界の不思議などが、ほとんどモノトーンの絵と手書きの文字で描かれています。独特な手書きの文字なので字も絵の一部のような落ち着いた雰囲気の絵本です。

娘の学校で先生が数ページ読んでくれたらしく、とても気に入って手元にほしいというので、去年のクリスマスプレゼントしました。

もし、おもちゃをあげるような年齢ではない子へのプレゼントに悩まれていたら、この本をおススメしたいと思います。ふとした時に手に取って、なんだか心が温まるような安心するようなそんな1冊です。

雰囲気は、オリジナルの「くまのプーさん(E.H. Shepardのイラスト)」にも似ているかもしれません。

プレゼントにもおすすめ

絵本は楽しく学べる本当に優秀な学習教材です。

もちろん、小さいお子さんのいらっしゃる方には、お子さんと一緒に英語の絵本を楽しんでほしいと思います。

という訳で、興味はあるけれどどれを選んだらいいかわからないという方にも、もっといろいろ読んでみたいという方にも、みなさんにぜひ読んでみてほしい絵本を10冊厳選してみました。

  • The Very Hungry Caterpillar
  • I like it when
  • Dear Zoo
  • Pants
  • Kipper’s A to Z
  • The Day The Crayons Quit
  • If You’re Happy and You Know It
  • Oi Frog!
  • Mr Men & Little Miss
  • The Boy, The Mole, The Fox and The Horse

また、絵本はプレゼントで送っても喜ばれますよね。

英国はこのところ、すっかりクリスマス一色になってきました。

イギリスでは、自分の子どもだけでなく、親戚の子にも大人同士でもクリスマスプレゼントを贈り合うので、今年は誰に何を送ろうか、楽しくもありますが、なかなか悩みますよね。

そんな、クリスマスプレゼント選びのご参考にもなれば、幸いです。

キャッシュバックでさらにお得

最後に、イギリスでオンラインで購入される場合は、トップキャッシュバック事前クリックしてから購入するだけで数%が還元されますので、ぜひ活用してください。

例えば、この記事を書いている時点での還元率は以下の通りです。

  • Waterstones online shop 4.2%還元
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これはほんの一例で、キャッシュバックの提携先は5000社以上あります。

登録(無料)→キャッシュをもらう→引き出すまでの流れを詳しく知りたい方は、こちらの記事で実際の画面を使って詳しく解説していますのでご参考ください。

Cuppa Timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。

みなさま、良い一日を!

See you soon!

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