Hello, アンジェラです。
イギリスにご家族で引っ越してこられた方は、子どもの誕生日パーティーへの招待の多さにびっくりされるのではないでしょうか。
まずは、招待状を受け取ったらどうするのか、そして、当日はどうすればよいのかをご紹介します。
子どもが誕生日パーティーに招待されたら
子どもがナーサリーや学校に行き始めると、誕生日パーティーの招待状をもらうことが多くなります。
この招待状は、
an invite
と言います。招待状にはたいてい、
RSVP
と書いてあります。RSVPは「répondez s’il vous plaît=response please」で、出欠のお返事をくださいという意味です。返信する連絡先が一緒に書いてあれば、参加・不参加を連絡します。または、ナーサリーや学校で会った時に、直接、参加・不参加の旨を伝えます。
参加する場合
誕生日パーティーに行ける場合は、
Thank you for the invite. ○○ would love to come to △△’s party.
とか
○○ would love to join △△ for his/her birthday party. Thank you.
のような感じで返信します。
○○は自分の子の名前、△△には、招待状をくれた誕生日の子の名前が入ります。
お決まり文は、「would love to」です。この場合の「would 」は可能性が低いのではなく、丁寧な言い方の「would 」です。英語はストレートに表現すると言われていますが、英国では丁寧なむしろ遠回しな言い方が好まれます。
参加出来ない場合
行けない場合は、
Thanks for the invite. Unfortunately, ○○ cannot come to the party. We hope △△ will have a great birthday.
のように返信します。せっかく誘ってもらったけれど、行きたかったけれど、というニュアンスで「Unfortunately(残念ながら)」が入ります。不参加の連絡なので、なおさら丁寧な言い方が好まれます。Weになっているのは、返信している親も招待された子どもも「hope」しているからです。
誕生日パーティーにもっていくもの
誕生日パーティーに行くときは、バースデーカードとプレゼントを持っていきます。
Birthday card
カードは、かっこいいもの、かわいいもの、キャラクターのものや年齢の印刷されたものがたくさん売られています。子どもと一緒に、誕生日の子が好きそうなカードを選ぶのも楽しいですよね。
バースデーカードの中は、
To △△(誕生日の子の名前)
From ○○(自分の子の名前)
だけでも十分です。カードがあることがとても大事なのですが、中は意外と⁈シンプルです。
一言メッセージを加える場合も、
- Have a great day!
- Wishing you a very happy birthday.
など、すでに印刷されているメッセージとかぶらないものを添える程度です。
他にも、言い方はたくさんありますが、
- Have a wonderful time on your special day!
- Have a perfect birthday!
- I hope all your birthday wishes come true.
等が、よく使われているでしょうか。
子どもが小さいうちは親が書きますが、名前は子どもに書かせたり、シールを貼ったり、絵を描いたりしてもいいですね。
封筒の表には、
To △△(誕生日の子の名前)
と書きます。
Birthday present/Birthday pressie
プレゼントは、年齢やパーティーの内容によりますが、公立の小学校なら5~10ポンド程度、公立の中学校なら10~15ポンド程度です。ロンドンや私立校ではもう少し高めです。
イギリスでは、お店はプレゼント用のラッピングをしないので、ラッピングペーパーも買って、自分達でラッピングします。このラッピング、開けるときはみんな、破る!ので、とにかく包んであればOKです。
通常、パーティーには何人もの子が招待されているので、誰からのプレゼントかがわかるように、カードを入れた封筒を、ラッピングしたプレゼントにセロテープで貼り付けます。

また、ラッピングペーパーだけでなく、こんな袋も売っています。袋に入れる場合でもプレゼントをラッピングしてから袋に入れることが多いようです。カードとプレゼントを入れたら、取っ手についている小さいカードにも、
To △△(誕生日の子の名前)
From ○○(自分の子の名前)
と書きます。
誕生日パーティー当日

パーティーの会場は、低学年ならボールプールやインフレータブルのあるソフトプレイ、年齢が上がってくると、トランポリンやレーザーシューティングなど、体を動かすパーティーも多いので、動きやすい服装がおすすめです。とは言っても、ドレスで走り回る子もいますし、仮装やキャラクターの衣装で来る子もいます。
テーマ指定があるパーティーもよくあります。「パジャマパーティー」や「Pirates(海賊)&Princesses(お姫様)」は人気テーマの一つです。
子どもが小さいときは、保護者は会場で待機します。大きくなってきたら、ずっと会場にいる必要はありません。パーティーが終わる時間を確認して、時間になったら迎えに行きます。
さて、バースデーパーティーに行ったら、子どもは、自分もパーティーをしてお友達を招待したくなりますよね。はい、まだ【誕生日パーティーに招待する】編に続きます。
Cuppa timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。
See you soon!
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