外食時のドリンクの注文の仕方:ビール・サイダー・ジュースとジンジャービール

英国の暮らし

Hello, Cuppa Time アンジェラです。

前の記事で、どこにも書いていないけれど、実は無料で頼める「tap water(水道水)」をご紹介しました。

無料のお水があることを知っていると便利ですが、ビールやイギリスらしい飲み物も飲んでみたいですよね。

ドリンクのメニューを置いているところもありますが、無い場合も多く、また写真などは付いていないので、この記事では、イギリスで外食する時の飲み物の頼み方と、主な飲み物をご紹介したいと思います。

飲み物の頼み方

パイント

外食時に飲み物を頼む場合、まずはビールという方も多いと思います。

イギリスで、ビールやサイダー(後述)を頼む時の単位は「パイント(pint)」です。

上が少し膨らんだ形のパイントグラスというグラスが一般的ですが、ビール会社が独自の物を作っていたり、細長いものなどもあります。

どのような形でも、イギリスの1パイントは568mlです。

頼む時のフレーズは、

Can I have a pint of ○○(ビール名)

です。

もし、568mlは多いという方は、「ハーフパイント」で頼むことができます。

その名の通りパイントの半分の量を半分のサイズのグラスに入れてくれます。

ハーフパイントを頼む時は、「パイント」は省略して、

Can I have a half of ○○(ビール名)

と注文します。

飲み物の種類

生ビール

イギリスには、本当にたくさんの種類のビールがありますが、「とりあえず生」と言いたくなる方もご安心ください。

イギリスにも「生」ビールがあります。生ビールは「draught beer」です。

「draught」と書いて「ドラフト[/drɑːft/]」と読みます。そうです、日本でも「ドラフトビール」と言ったりしますよね。

ただ、一口に「生」と言っても、たくさんのドラフトビールがありますので、「draught, please」では、「Which one?(どれですか?)」と聞き返されてしまいます。

主なビールの種類

Lager

みなさんに一番なじみのあるのはこの「Lager(ラガー)」ですが、発音は[ˈlɑːɡə]で、ラガーと言うより「ラーガ」です。

淡い黄色の、冷たく冷えているタイプのビールです。

たいていのパブには、日本でもおなじみの世界的な銘柄がそろっています。

Stout

「Stout(スタウト)」ビールは、いわゆる黒ビールです。

一番有名なのは、やはり「Guinness(ギネス)」でしょうか。

個人的には、ボトルや缶のギネスとdraught(生)のギネスは、全く味が違うと思います。

ですので、ギネスを試してみたい方は、ぜひ「draught(生)のギネス」があるお店で飲んでみてください。

ギネスビールは鉄分が多いことで有名です。妊娠していた時は、半分冗談ながら、よくギネスを勧められました。(ちなみにUKでは、妊婦のアルコールの摂取は推奨されていませんが、上限はゼロではなく、ビール程度の度数で1~2週間に330mlくらいまでにしましょうとなっています……)

Bitter

イギリスでビールを飲むならぜひ試してほしいのが、「Bitter(ビター)」と呼ばれるビールです。「Ale(エール)」と言う場合もありますが、同じ種類のビールのことです。

ラガービールのように冷たく冷やして飲むのではなく、少し温度が高い(10-12℃くらい)のが、特徴です。

こちらも、ギネスビールと同じく、生ビールと瓶や缶では全く味が違います。

醸造所に近ければ近いほどおいしいともいわれていますので、おすすめの地元のエール(local ale)を置いているか聞いてみるのもいいですね。

サイダー

イギリスでは、「Cider(サイダー)」も人気の飲み物です。

このサイダーは三ツ矢サイダーの様なジュースではなく、「リンゴ酒」でビールくらいのアルコール度数があり、見た目も似ています。

ビールほどの種類はありませんが、「Dry(辛口)」や「Sweet(甘口)」等、通常数種類あり、また、瓶に入っているものでは、洋梨、イチゴやベリーなど、他のフルーツのフレーバーを加えた物もあります。

ビール同様、「draught(生)」のサイダーをバーで入れてくれるところも多くあります。

「draught(生)」のサイダーを注文する時は、ビールと同じように、「Can I have a pint of ○○(サイダー名)」とか「Can I have a half of ○○(サイダー名)」と頼みます。

ジュース

ジュース類のことは「Soft drink(ソフトドリンク)」と言います。

ワインリストがあっても、ジュースのメニューが無いところもありますが、「Coke」や「Pepsi」、「lemonade」 等は、通常置いてあります。

また、「bottomless」とか「free refill」と書いてある場合はお代わり自由です。

自分でドリンクコーナーに行く場合と、お店の人にお代わりをお願いして持ってきてもらう場合があります。

ジンジャーエールとジンジャービール

ところで、イギリスのパブやレストランでほとんど見ないのが、「ジンジャーエール」です。

「ジンジャーエール」はカナダ産の飲料です(カナダドライ♪のCMが浮かんだ方は、同世代^^)。

一方、イギリスには「ジンジャービール」と呼ばれる、ジンジャーエールにとても似ているドリンクがあります。だからでしょうか、ジンジャーエールを見ることはほとんどありません。

ただ、味などが似ていても、「ジンジャービール」の方は、微量(0.5%)ですが、アルコール飲料なのでご注意ください。

Cuppa Timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。

みなさま、良い一日を!

See you soon!

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