イギリスの学校のお休みは、長期休み&ハーフタームの中休み+インセットデー

英国の暮らし

Hello, Cuppa Timeアンジェラです。

イギリスの学校の長期休暇は、毎年少しずつ日程が違いますが、日本と似ている「冬休み・春休み・夏休み」の3つの長い休みがあります。

ですが、この3つのお休みに加えて、年にもう3週間「ハーフターム」というお休みがあり、さらに、年間5日のインセットデーというお休みまであります。

公立学校年間スケジュール

イギリスでは、新学年は9月に始まり、公立学校の年間のスケジュールは、だいたいこんな感じです。

9月 新学期 新しい学年・学校に進級

10月下旬 ハーフターム(1週間~2週間 地域によって違う)

12月下旬 Christmas holiday 冬休み(2週間)

1月上旬 春学期

2月中旬 ハーフターム(1週間)

3月~4月 Easter holiday 春休み(2週間)

4月上旬 夏学期

5月下旬 ハーフターム(1週間)

7月下旬 Summer holiday 夏休み(5週間~6週間)

イギリスの学校お休み多すぎませんか??

日本のように始業日や終業日が決まっているわけではなく、毎年少しずつ日程が違います。

特にイースターは3月21日~4月18日の間で毎年変わるので、学校やカウンシルのページで発表されている、次年度までの「Term dates」(ターム日程=年間スケジュール)を確認しておきます。

ハーフターム

各学期のちょうど半分くらいの時期にあるのが、学期(ターム)途中の「ハーフターム」のお休みです。

学校からのお知らせには、こんな風に書いてあります。

Fri 18 Feb Break up for half term

この例の場合ですと、2月18日(金)まで登校して、次の週がお休みになります。

地域によって時期や期間が違うところがまたイギリスらしいところです。

「ハーフターム」は通常1週間x年3回ですが、夏休みを1週間減らして、秋のハーフタームを2週間にしている学校や地域もあります。

私立校の休暇期間は、公立の学校の場合よりさらに長くなります。

インセットデー

日本の学校にはない「ハーフターム」のお休みに加えて、さらに「インセットデー」という休みが、年に5日あります。

インセットデーというのは、先生だけが出勤して授業計画を立てたり、研修を受けたりする日です。

先生は学校に来ますが、子ども達はお休みになります。

こちらは、学校ごとに設定することができることになっているので、小学校と中学校に子どもが通っている場合は、合わせて年間10日になってしまうこともあります。

他の学校とはあまり休みがかぶらないので、平日のすいている遊び場に出かけるにはもってこいのお休みでもあります。

親を悩ませる学校のお休み

このように、イギリスの学校はお休みが本当に多いので、なかなか親泣かせです。

子どもだけでずっと留守番させられないので、共働きの場合は親の方も休みを調整しなくてはいけません

  • 有給休暇をとる
  • 祖父母に預ける
  • ホリデークラブやチャイルドマインダーに預ける(有料)

イギリスの職場では、学校の休暇に合わせて有給休暇をとるのはよくあることなので、お互い調整して有休をとります。

英国では、与えられている有休はしっかり消化します(病欠は別扱いなので、体調が悪い時に有休は使いません)。

それでも、さすがに冬休み、春休み、夏休み+ハーフターム+インセットデーで年に13週間以上もの有休はありません(通常、年間28~40日程度)。

ちなみに、イギリスの学校の先生は年間13週間お休みです(日本の先生お疲れ様です)。

また、共働きではないファミリーにとっても「ハーフターム」はけっして楽ではありません。

ご飯を食べさせ、一緒に遊び、どこかへ連れて行ったりしなくてはいけません。

やっと長期休暇が終わったと思ったらまたすぐにハーフターム。ハーフタームが終わると思ったら、インセットでまだお休みだったりと、なかなか学校に行ってくれません……。

休暇の楽しみ方

そんな親泣かせな長期休暇やハーフタームですが、ファミリーで楽しい時間を過ごせるお休みでもあります。

学校への送り迎えが無いので、朝ゆっくり出来るのもほっとします。

絵を描いたりおもちゃパズルで遊んだり、一緒に料理をしたりするのも楽しいですよね。

また、お休み中には、日帰り泊りで出かけたり、旅行キャンプに行ったりします。

動物園水族館博物館ナショナルトラストの施設等でも、休みやハーフタームに合わせたイベントがたくさんあります。

遊園地やウォーターパーク等には併設された宿泊施設もあって、人気のところは半年や一年前から予約しなくてはいけない程です。

イギリス国内にもこうした場所がたくさんありますし、ヨーロッパ各都市にも数時間のフライトで行けますので、行先には困りません。

地域によって多少時期が違うとはいえ、どうしても同じような時期に集中するので、どこも混みあう上に料金も高くなるのが悩みの種です。

イギリスの学校のお休み、やっぱり親泣かせかもしれません。

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Cuppa Timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。

みなさま、良い一日を!

See you soon!

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