イギリスのレストランでの注文・会計の仕方とチップ

英国の暮らし

Hello, Cuppa Time アンジェラです。

前の記事で、英国のパブでの注文や会計の仕方をご紹介しましたが、この記事では、レストランでの注文の仕方や支払いとチップについて、ご紹介したいと思います。

みなさんにイギリスのレストランでのルールやレストランあるあるなどを知って、安心して外食を楽しんでいただけたらと思います。

レストランでの注文の仕方

一言で「レストラン」といっても、カジュアルなレストランからとても格式の高いレストランまでさまざまありますが、どこでも通常、入口で人数を聞かれます。

予約をしていた場合は、ここで予約していることも伝えます。

お店の人が席に案内してくれますので、ついていきます。

テーブルに着く前にくつろぐ

英国では、古い建物を利用したおしゃれなお店や、結婚式も行うようなホテルに併設されたレストラン等では、テーブルの席へ案内される前に、ソファやテラスに案内されることもあります。

その場合は、ソファやテラスでドリンクを飲みながらくつろいだ時間を過ごし、そこで食事のメニューを見て注文します。

頼んだ前菜や食事の用意が出来たタイミングで、あらためて食事をする席に案内されます。

この形式のレストランでは、食後もまたソファやテラスに移動して、デザート酒やコーヒー・紅茶などを楽しみます。

ドリンクの注文の仕方

自分でバーへ行ってオーダーするパブと違って、レストランでは席(またはソファやテラス席)で注文します。

席に案内されてからそれほど時間が経たないうちに、まずはドリンクの注文を取りに来ます。

この時点では、食べ物の注文を決めている必要はなく、まず飲み物だけ注文します。

もし、飲み物が決まっていない場合は、こんなフレーズが便利です。

Could you give us a few more minutes?

もう少し、お時間ください

「a few minutes」の直訳は2-3分ですが、もちろんきっちり2分ではなく、様子を見てしばらくしてから再度注文を取りに来てくれます。

パブと違って、レストランにはワインリストやドリンクメニューがあります。

バーもあるレストランでは、サーバーで「draught(ドラフト・生)」のビールやサイダー(リンゴ酒)を出してくれるところもありますので、おすすめを聞いてみるのもいいですね。

食事の注文の仕方

しばらくすると注文した飲み物が運ばれてきますが、たいていは、この時に食べ物の注文が決まったかどうかを聞かれます。

例えば「à la carte(アラカルト)」メニューでしたら、食べたいものを選んで注文します。

コースになっている場合は、通常、2コースにするか3コースにするか選べます。

3コースは、「Starter(前菜)」「 Main (course)(メイン)」「Dessert(デザート)」です。

3コースにする場合は、それぞれから1品ずつ選びます。2コースの場合は、「前菜&メイン」でも「メイン&デザート」の組み合わせでもOKなところがほとんどです。

注文する時は、「please」や「thank you」を使ったていねいなフレーズで頼みます。

I’ll have 〇〇, please.

〇〇にします

Can I have 〇〇 and △△, thank you.

〇〇と△△をいただけますか?

Is everything OK?へ答え方

食事が運ばれてきてしばらくすると、お店の人が必ず

Is everything OK?

と聞きに来ます。

王道の返事は、

Yes, it’s lovely, thank you.(笑顔)

です。

口に食べ物が入っている時に聞かれてしまったら、親指を立てて笑顔を向けるだけでも大丈夫です。

ここで、「It’s OK」と言ってしまうと、「まぁまぁ(あまり良くない)」という意味になってしまうので、ご注意ください。「lovely」, 「beautiful」,「excellent」等、日本人からすると少し大げさなくらいで答えます。

もし、ソースが足りなかったり、(カジュアルなレストランで)ケチャップ、マヨネーズ、モルトビネガーなどが欲しければ、この時が頼むチャンスです。

会計の仕方

レストランでは、食事が終わってから支払いも席で行います。

店を出る準備ができたら、お店の人を呼びます。

この時、大きな声を出したり、指を鳴らして呼んだりしてはいけません。近くを通った時に声をかけたり、アイコンタクトをして来てくれるのを待ちます。

食後すぐにお店を出る場合は、食べ終わったお皿を下げに来たタイミングで会計をお願いしてもいいですね。

店員さんがテーブルに来てくれたら、会計を頼むフレーズは

Can I have the bill, please?

です。

アメリ英語では「check」と言いますが、イギリス英語では「bill」です。

チップ

支払いの時に気になるのがチップですよね。

イギリスでは、アメリカほどチップは重要視されていませんが、少額をチップとして置く習慣はあります。

目安は5~8%程度で、チップが合計金額の5~8%くらいになるように端数を切り上げます。

例えば、食事の合計が£66.70だったら、£70を払うような感じです。

ランチよりディナー、カジュアルなお店より高級な店でチップも高めになります。

最近は、デフォルトで8%程度の「Service charge」がすでに加算されているところが増えてきました。「Service charge」が入っていたら、さらにチップを払う必要はありません。

キャッシュバックでさらにお得

最後に、外食時のお得情報

大手やチェーンのレストランはギフトカードを発行しています。これを、TopCashBackで事前に購入しておくと、数%が還元されますので、さらにお得です。

Cuppa Timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。

みなさま、良い一日を!

See you soon!

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