Hello, Cuppa time アンジェラです。
少し前の記事で、「How are you?」のあいさつに対する、正しい=お決まりな返し方をご紹介しました。
今日は、反対に、お決まりではない、本当は意外といろいろある返し方をご紹介したいと思います。
「How are you?」 お決まりではない返し方
基本的には「How are you?」のあいさつは、元気かどうかなどは全く聞いていません。ですから、聞かれた方も、基本的にお決まりに返します。
ですが、毎日何度とするあいさつですし、通りすがりの人から同僚や友人、あるいは仲良しや家族までいろいろな人とあいさつをしますので、気分で変えてみたり、使い分けたりすることもあります。
Not bad
実は「Not bad」、わりとよくある返し方です。
同じ英語圏でも、アメリカとイギリスは似ているところも違うところもありますが、一つに自己評価の違いがあります。実際の評価の高低というより、思っているより良く言う(実際より良いと信じている)アメリカと、やや遠慮気味あるいは自虐的に低く言うイギリスの違いがあります。
ですので、実は「Good」でも、あるいはもっと良い「Great」な状態であっても、
Not bad
まぁまぁだよ
と控えめに言うことも少なくありません。
Not too bad
「Not bad」と似ていますが、直訳すると「かなり悪くはない」になります。
通りすがりや親しくない間柄では、元気でも元気ではなくても「good」で返します。お互いに、本当のところを知る必要はないからです。
ですが、もう少し親しい間柄では、正直にネガティブな状態であることを返すこともあります。
控えめなイギリス人が「Not too bad」と言う時は、実はけっこう「bad」な状態であることが多い印象です。もちろん言い方や顔色等、全体で判断することにはなるのですが。
Can’t complain
こちらを直訳すると、「不平を言うことは出来ない」となります。
不平を言うような事がないから、「まぁ良しってとこかな」というニュアンスです。
あるいは、けっこう悪い状態だけれども、「”もっと悪い人に比べれば”マシだから文句は言わないけどね」という、イギリス人らしい皮肉な場合もあります。
Never been better!
控えめなイギリスではありますが、最高にハッピーなことを、そのまま言うこともあります。
(I’ve) never been better!
今までで、今以上に良かったことは無い=最高!
ということになります。
ただし、皮肉と自虐が得意なイギリス人、実は最低のときもこのように言うことがあります。
言い方や顔色で、本当に最高なのか、自虐的なのかはたいていわかりますので、そこはご安心ください。
コロナ後
こちらの返し方は、以前もありましたが、コロナ以後、特によく聞かれるようになったと思います。
I’m (still) alive.
(まだ)生きてるよ
I’m surviving.
生き残ってるよ
ダークなジョークや自虐が得意なイギリス人らしい言い方ですね。
Cuppa timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。
みなさま、良い一日を!
See you soon!
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