はじめまして。
在英22年、日系企業で通訳をしているアンジェラと申します。
タイトル「英国カッパタイム」のカッパ=cuppaは気軽なお茶です。
仕事と子育ての合間のひと時、使える英語・英国のお得情報・UKあるあるを紹介していきたいと思います。
気軽なお茶時間にお付き合いいただけたら嬉しいです^^
Have a cuppa お茶する
早速、今日の使えるフレーズは、「Have a cuppa = お茶する」です。
イギリス人は本当に紅茶が大好きですが、ティーポットの出番はあまりありません。
マグカップにティーバッグをポン、ケトルから直接熱々のお湯を注いでcuppaの出来上がり。
お友達や隣人と、職場やちょっとした集まりもこのスタイルです。
白か黒か
Black tea or white tea?
ミルクが入ると、そうホワイトです。紅茶を濃く淹れてからミルクを入れます。
ミルクを入れる前にティーバッグを出さず、そのまま入れっぱなしな人もけっこういます。濃い紅茶strong teaが好きな人が多いからでしょうか。
「cuppa?」と聞くと、
「two sugar, please」とか「black, no sugar, thanks」とか答えてくれます。
ミルクを入れる場合は、わざわざWhiteは言いません。
お砂糖は、ミルクと違って好みがいろいろなので、聞いてもらえます。淹れてあげるときは聞きましょう。「two sugar」だったらティースプーン”山盛り”2杯のお砂糖を入れます。
交代でお茶を淹れるような職場では、一緒に仕事をしている同僚の好みはみんな覚えていて、一度聞かれただけでちゃんと好み通りに淹れてくれたのでびっくりしました。私も慌てて、同僚の好みをメモしたものです。
ミルクが先か紅茶が先か
ミルクが先か紅茶が先か論争があると聞いたことがある人もいるかもしれません。
Cuppaの時は(白湯の様に薄い紅茶が好きな人以外は)紅茶が先です。
ティーバッグを入れたマグにそのままお湯を注ぐので、ミルクが先に入っていると紅茶がよく出ないからです。
ミルクは牛乳
英国で紅茶に入れるミルクは、日本のミルクティーに付いてくるようなクリーミーなものではなく、牛乳です。冷蔵庫から牛乳を出して、そのまま紅茶を入れたマグに注ぐのがcuppa流。熱々の紅茶が冷たい牛乳でちょうど良い温度になります。
優雅なアフタヌーンティーも素敵ですが、cuppaを淹れて、たわいもないおしゃべりをしたり、ちょっと話を聞いてもらったり、仕事や家事の合間にもcuppa無しではいられません。
Cuppa timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。
皆さま、良い一日を!
See you soon!
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